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貸す側借りる側:悪者はどちら? 〜サラ金取引の善悪新聞の投稿やインターネットの掲示板でこのテの議論はよくあります。貸したほうが悪いのか借りたほうが悪いのか まことにナンセンスな議論であると思います。 はっきり言える事は返さないのは悪いというだけです。 返せないことと個人の意思は関係ない貸すほうが悪いという言い分は返済能力云々の観点から「相手を見ていない」という意見であり、それに対し借りるほうが悪いというのは、「返すアテもないのになぜ借りる」という意見が主です。カネに困っていなければ借金する必要はないわけで、手持ちのカネが足らなくて借りるのは別に不自然な行為ではありません。 手持ちがない故の借金ですから往々にして返済資金が間に合わない事もありえます。 はなっから搾取しようと考えている犯罪者は別として、返済が滞るのは善意悪意とはあまり関係ないようです。 貸金業が主観的判断でお金を貸さないのはおかしいさて、ここで例を挙げてみましょう。いかにも庶民的な人が一戸建ての家を買おうとしています。 実際のところ家を現金で買う人は稀なのででほとんどはローンを組みます。(固定資産税の対策もあるが) ローンを組む場合は返済資力の調査などをするようですが、それはちょっと置いておいて、、、 あんたに一戸建ては似合わないから売れない と言うでしょうか? ちょっと極端ですか? それならこういうのはどうでしょう。 いかにも庶民的な人がうどん屋でテンプラうどんを食べようとしています。 うどん屋は注文があると作って客に出しますが、 あんたにテンプラうどんはもったいない。素うどんにしろ と言うでしょうか? サラ金もこれと同じです。 消費者金融の商品はお金です。 風体で人を判断するのはお客を差別していることになります。 契約書に記入するということは「絶対に不履行しません」という意思表示。 なのにあんたは返さないからカネは貸さないという物言いはおかしいですよね。 結果、ベンツのローンを払えなければクルマは車検証の所有者(クルマ屋か信販)の手に戻り、カツ丼を食い逃げすれば定食屋の大将が怒鳴りながら追いかけてきます。 サラ金は現金を貸すことによって利息という売上を上げる商売なので、返済が滞れば追いかけてくるのは当然です。 最初からカネを払う気がなければ借りるほうが悪ですが、それは別の話。 つまり取引自体で善悪を問うのは意味がないことだと思います。 悪いのは「返さなかった場合」です。 借りたものを返すことは有史以前より万国共通の常識ですよね? 返さなければ相手は損害を被る借金を返さないのは商取引故に罰則がないだけで悪くないわけがありません。過剰貸付をする業者の責任は別の話です。 返さないことがその人にとって適切な判断だとしても、返してもらえなかった側に損害を与えていることには違いないです。 貸金業は商売なので、損をすることがあっても不自然ではありません。 その損と怠慢の境界はどこにあるのか? それが一方的な主観であってはならないと思います。 関連リンク
2004/**/** 初版
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